リハビリテーション部

嚥下リハビリテーション

嚥下(えんげ)障害とは

まず、嚥下(えんげ)とは食べ物を「みる」→「口へ取り込む」→「噛み砕く」→「のどへ送り込む」→「ゴックン」→「食道の通過」の一連の流れのことをいいます。意識がはっきりとしているか、口の外や中の動き、のどの動きなどが動きにくくなり、水や食べ物が飲み込めなくなったり、肺の方へ行ってしまうことを「嚥下障害」といいます。
最近、食べ物を食べると「むせやすくなった」「飲み込みにくくなった」という症状がありましたら、ご相談下さい。

嚥下リハビリテーションとは

センターでは、嚥下障害の方に対し、専門の言語聴覚士が中心となって、医師、看護師、ケアスタッフ、PT(理学療法士)、OT(作業療法士)とともに嚥下リハビリテーションに取り組んでいます。

センターでは具体的に次のことを行います。

  ①問診(発熱、痰、何を食べてむせるか、何が食べにくいかなど)

  ②スクリーニング検査(簡易水飲み検査、フードテスト、頸部聴診検査)

  ③詳しい検査(嚥下造影検査、嚥下内視鏡検査、血液検査)

  ④訓練・治療

 嚥下障害の病態に合わせて、プログラムを立案し訓練を実施します。

 

◆嚥下造影検査とは

口や喉をレントゲンに写しながら擬似食品(バリウムが混ざったゼリーなど)を食べてもらい喉の通過状態をビデオに写しながら観察する検査のことを言います。

◆嚥下内視鏡検査とは

軟性ファイバースコープを挿入し食べ物を食べてもらい、喉の飲み込みの様子を確認する検査です。嚥下造影検査と違い、お部屋の中でも行う事ができ重症で身体が動かせないときなども有効です。

 

当院では、食べること・飲み込むことに問題を抱えた方が多くいらっしゃいます。

口から食べ続けることは、在宅や施設での生活に大きく影響します。現状からどの問題を解決すれば、“美味しく”“いつまでも”口から食べ続けていけるかを検討しています。