リハビリテーション部

呼吸リハビリテーション

呼吸リハビリテーションとは

呼吸リハ.JPG呼吸リハビリテーションとは、呼吸器の病気によって生じた障害を持つ患者さんに対して、可能な限り機能を回復、あるいは維持させ、これにより、患者さん自身が自立できるように継続的に支援していくための医療です。目的は、呼吸困難感の軽減とコントロール、呼吸機能の維持・改善、および、体力面の向上です。呼吸リハビリテ-ションにより日常生活が安楽に遅れることを目指します。
 

信州COPDリハビリ連携パス

鹿教湯病院では『COPDリハビリ連携パス』の運用を開始しました。近隣の急性期病院と連携して、COPDの方が地域で安心して生活できるよう支援する取り組みの1つです。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)は“喫煙”が主原因といわれる肺の病気です。一度診断されると完治が難しく、動作時の呼吸苦が特徴です。呼吸苦の増強により寝たきりとならないよう『呼吸リハビリ』を行います。呼吸法を練習し、動作に呼吸を合わせることで呼吸苦の軽減を図ります。COPDは“急性増悪”を繰り返す病気です。退院後も自己管理できるよう、酸素とのつきあい方を一緒に学んでいきましょう!

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機械的排痰療法

IPV®(Intrapulmonary Percussive Ventilator)とは一般的名称を高頻度人工呼吸器といいます。肺内をパーカッションしながら呼吸補助を行う人工呼吸器の一機種です。パーカッション頻度と圧力を調整しながら、高濃度のエアゾールを、「ポッ、ポッ、ポッ」という波動とともに小さな空気の塊にして肺内に送り込みます。IPVは姿勢に関係なく、気道の拡張、肺内の分泌物の流動化、肺炎・無気肺の予防、呼吸補助に効果があるといわれています。主に、小児科疾患や神経筋疾患分野での排痰に利用されています。

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カフアシスト®とは、機械的排痰補助装置の一機種です。機械的に気道陽圧を加えた後、急速に陰圧にシフトさせ、速い呼気気流を発生させます。この作用が、自然の咳を補強または代用し、痰や気道内分泌物、誤嚥した場合の食物を除去することを容易にします。当院ではデュシェンヌ型筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症、ギラン・バレー症候群、重症筋無力症、多発性硬化症など、呼吸機能低下をきたす神経筋疾患の方に使用しています。排痰のみでなく、肺活量以上の吸気を肺に溜めて、保持することができる、強制最大吸気量を増加させる効果もあり呼吸訓練の時にも使用しています。 

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