診療放射線科

一般撮影装置

X線を使用して人体を透過した情報から様々な疾患の有無を調べる装置です。
現在のX線撮影装置はデジタル方式になっていて低被ばくでの撮影が可能となっています。
病棟で撮影ができるポータブルX線撮影装置もあります。

骨密度測定装置

X線または超音波を使用して骨の中にあるカルシウムやマグネシウム等のミネラル成分の量を測定する装置です。
骨粗鬆症の検査の一つとして用いられます。
当院では、腰椎、大腿骨、前腕で測定する2台のX線骨密度測定装置と踵骨で測定する超音波骨密度測定装置があります。

歯科用X線撮影装置

歯と歯の周囲を撮影する専用の装置です。小さなフィルムを口の中に置き、歯を1本ずつ精密に撮影する歯科用X線撮影装置とカーブした歯列全体を1枚の画像として撮影することができるパノラマX線撮影装置があります。

乳房X線撮影装置

乳房の特徴を考慮した専用のX線装置です。乳房を圧迫し、しこりや石灰化のように触れることのできない小さな病変を写し出すことができます。乳房を薄く広げて圧迫することで乳腺の重なりが少なくなり、病変が見つけやすくなります。また薄く広げることでX線の量も少なくなります。

X線TV装置

X線を使用して、リアルタイムで体内の様子を観察できる装置です。
消化器領域における胃のバリウム検査や整形領域における骨折や脱臼の整復などを行っています。
また、当院の特色として、リハビリ領域の食べ物を飲み込む様子を見る嚥下造影の検査にも使用しています。

CT装置

人体の周りからX線を当てて、コンピュータで処理をすることで、人体の断面の画像を得ることができる装置です。
人体の内部を様々な角度から見ることができるため、一般撮影装置だけでは、わかりにくい臓器や血管、微細な骨折等の詳細な情報を得ることができます。

MRI装置

強い時期と電磁波を利用して、体内の組織より発生する信号から、様々な方向の断面画像を得ることができる装置です。X線を使用していないため、放射線の被ばくの心配がなく、CTに比べて脳や血管、軟部組織の描出に優れています。

超音波診断装置

人間の耳には聞こえない高い周波数の音(超音波)を体内に送り、その反射波(エコー)を画像にして診断を行う装置です。腹部の臓器や心臓、血管、乳腺、甲状腺などの検査がX線を使わずに行えます。

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